【株式を貸す?】「貸株」とは

投資

おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋

今日はコレ、「貸株」についてです。

貸株…って、何ですか?

 

皆さんは、証券口座で株式を保有していますか?

 

実は、皆さんのその株式、貸せるんです!

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などと言ってる僕も、

先日知ったばかり…(笑)😨。

 

そこで本日は、保有する株式を貸す事ができる「貸株」というサービスについて、

毎度シンプルに学んでいきましょう٩( ”ω” )و

 

 

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【本記事の対象者】

  • 株式を保有している方

 

 

【結論】

回答:注意点はあるが、活用できるサービス

「貸株」とは、株式を貸し出す事で金利を貰う事ができるサービスです。

以前は大口のファンド等に限定のサービスでしたが、

最近では、個人でも使える様になりました。

意外と分かり易いサービスなんですね!

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投資家が貸した株式は、

「信用取引(売り)」に活用されるんだ(`・ω・´)b

 

一言で言うとシンプルなのですが、幾つも注意点などがありますので、

具体的な特徴や注意点について、一緒に学んでいきましょう٩( ”ω” )و

 

 

【貸株の仕組みと貰える金利】

貸株は、投資家(貸す側)と証券会社(仲介者)と投資家(借りる側)

3者にとってWIN&WINとなる仕組みです。(下表参照)

投資家
(株式を貸す・供給側)
証券会社
(仲介)
投資家やファンド
(株式を借りたい・需要側)
金利X%を貰える金利(Y-X)%の差益金利Y%で借りる
貸株の仕組み

 

株式を貸す事で貰える金利の事を「貸株金利」と呼び、

各銘柄の貸株金利(年率)は、下記リンクにて検索できます。※SBI証券の場合

〈関連リンク:貸株サービス適用金利一覧|SBI証券 (sbisec.co.jp)

 

借りたい需要が沢山ある銘柄などは金利が10%/年 を超える銘柄もありますが、

通常は0.1%程度/ の銘柄が殆どです。

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0.1%だとしても、

預金金利よりは圧倒的に良いよね(笑)。

 

 

【貸株の種類】

貸株には、下図の3種類[貸株・貸株(信用併設)・担保貸株]があります。
※SBI証券HPによる

参照元:国内株式|SBI証券 (sbisec.co.jp)

 

尚、「貸株」「貸株(信用併設)」の違いは、

[信用口座を開設しているか]のみであり、ほぼ同じと考えても大丈夫です。

ですので本記事では、「貸株」と「担保貸株」の2種類として捉えていきます

 

 

【特徴・注意点】

「貸株」の特徴や注意点について、下記に挙げていきます。

 

①貸株活用中でも、いつでも売買可能

一番気になるのは、「貸しているのに売買可能なのか」という事ですよね。

安心して下さい、問題無く通常通りいつでも売買可能です。

安心しました!

 

②分別管理の対象と対象外のものがある

次に気になるのは、分別管理についてです。

証券口座のお金や株式などは、例え証券会社が倒産しても全て保護される様に、

証券会社とは別の期間が管理する「分別管理」が法律で決まっています

〈関連リンク〉

【万が一の時】投資における補償内容(2選)
投資時に万が一の時、証券会社などによる補償について、述べてみた。

 

ところが、貸株中の株式については、分別管理の対象外になる場合があるのです。

  • 貸株  :分別管理の対象外
  • 貸株担保:分別管理の対象
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ここは十分気をつけたいね。

 

③サービス利用料・手数料など

貸株サービスの利用料や手数料は、無料です。
※SBI証券の場合

 

④金利がつかない場合がある

貸株では、下記などの、金利がつかない場合があります。

  • 株式を借りたい需要が無いと、金利がゼロになる場合がある
  • 日々の抽選に当選しないと、金利がつかない ※「担保貸株」のみ

 

⑤金利は銘柄やタイミングによる

貸株は、株式を借りたいという需要があって成立するサービスです。

よって、銘柄や日々によっても変化しており、

金利が高くなったり低くなったり、最悪はゼロになったりもします。

へえ…!

 

⑥金利は日割り計算される

金利は、日割計算されます。

SBI証券の場合、それらの日々計算した1ヶ月分の金利が、

翌月15日(休業日の場合は前営業日)に口座に入金されます。

 

⑦設定次第では、株主優待の権利が失われる

貸株は株式を貸す為、株主優待の権利日に保有していないと、権利を失ってしまいます。

それを防ぐため、株主優待権利日の時だけ自動的に貸株を解除する下記の設定あります。
※SBI証券の場合

  • 配当・優待優先:株主優待の権利あり
  • 優待優先:株主優待の権利あり
  • 金利優先:株主優待の権利なし

 

尚、長期保有を条件とする株主優待もあり、

その”長期保有”の条件をしっかり確認しないと、

株主優待の権利日だけ保有していても権利を失う場合もあります。(下記参照)

株主優待の権利獲得は、権利確定日における株式の保有だけでなく、保有期間(長期保有)、保有株数等の条件が付随する場合があります。株主優待・配当金自動取得サービスの機能は、お客様が株主優待や配当金を受け取ることができるよう権利確定日に合わせて貸出しを一時解除するものであり、株主優待の付随条件(長期保有条件や特別優待情報など)には原則対応しておりません。

参照元:株主優待・配当金自動取得サービスについて | 貸株サービス | 国内株式 | 楽天証券
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株主優待好きの方は、要注意!

 

⑧設定次第では、配当所得が「雑所得」になる

貸株は株式を貸す為、配当の権利日に保有していないと、

(配当金は貰えますが)通常の配当金ではなく、「配当金相当額」として入金されます。

 

問題なのは、「配当金相当額」は雑所得であることなのです。

雑所得は、自ら確定申告する義務がある場合が殆どであり、注意が必要です。

〈関連リンク:雑所得の確定申告義務が生じる対象者

 

それを防ぐため、配当権利日の時だけ一時的&自動的に貸株を解除する下記設定があります。
※SBI証券の場合

  • 配当・優待優先:通常通りの配当金(源泉徴収あり)
  • 優待優先:「配当金相当額」として入金される
  • 金利優先:「配当金相当額」として入金される

 

⑨金利所得は「雑所得」になる

貸株による金利所得も「雑所得」となります。

上記の配当所得については、設定により雑所得となるのを回避できますが、

金利所得については回避不能です。

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これまた注意だね(`・ω・´)b!

 

尚、自ら確定申告する方については、

(例え1円でも)全ての雑所得の申告義務が発生する為、注意しましょう。

 

⑩担保貸株では代用有価証券利用が可能

担保貸株では、貸株の最中でも信用取引の場合の担保となります。

信用取引をする方にとっては、メリットとなりますね。

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信用取引そのものは、

全くおすすめしないけどね!

 

⑪米国株やETFなども貸株が可能

REITやETF、それに米国株までもが、貸株を行うことが可能です。

幅広いんですね。

 

⑫NISA口座は貸株不可

ただし、NISA口座の株式は貸株を行う事はできません。

 

⑬その他諸々

その他にも、自動返却される場合など、沢山細かい注意点が存在しています。

「貸株」の申込時は、「重要事項」などをよく読んでから申し込みましょう٩( ”ω” )و

 

【申込み方法(SBI証券・楽天証券)】

SBI証券の場合の「貸株」の申込方法については、

少し古い動画ですが、参考にしてみて下さい。

参照元:賢者への道 – YouTube

 

また、同様に楽天証券の場合の「貸株」の申込み方法については、

下記動画を参考にしてみて下さい。

参照元:貸株サービス 申込方法 | 取引デモ | 貸株サービス | 国内株式 | 楽天証券

 

 

【まとめ】

如何でしたでしょうか。

本記事では、「貸株」について、シンプルに学んでみました。

 

個人的には、主に下記の3つがクリアになれば、

ほぼデメリットを感じない、活用すべきサービスかなと捉えています。

  • 分別管理か否か ※ココが最重要
  • 株主優待(長期保有)の権利条件を失う場合もある
  • 金利所得や配当金相当額による「雑所得」発生(による確定申告)の問題

 

もう少しシンプルに比較すると、こうなると思います。

  • 貸株:分別管理されないが、毎日金利がつく
  • 担保貸株:分別管理されるが、毎日金利がつくとは限らない
t_t
t_t

個人的には、

分別管理される「担保貸株」がオススメ٩( ”ω” )و

 

持続可能な幸せを共に追求していきましょう!

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