おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋
今日はコレ、上場企業の倒産確率についてです。
へえ…気になります!
突然ですが、上場企業は年間に何社くらい倒産していると思いますか?
以前、本ブログでも、こう述べています。
〈関連リンク:激変時代〉
10年後に残る企業は、たった5%程度
この事実を知った皆さんは、こう感じてしまうかもしれません。
10年後に95%も倒産するんじゃ、
怖くて投資なんてできません!!!
ところが、上記の事実と上場企業における倒産に関しては全く異なります。
早速ですが本記事にて、毎度シンプルに学んでいきましょう٩( ”ω” )و
【本記事の対象者】
- 投資未経験・投資初心者の方
【前提】
上記の10年後に5%程度しか残らないというのは、
個人や中小企業など、全ての法人に対するデータです。
国内の法人は200万社以上あり、上場企業はそのうちのたった4000社程度なんですね。
【結論】
回答:上場企業の倒産確率は、極小(MAXの年でも1%未満/年)
企業が上場するには、証券取引所などの厳しい審査に通る必要があり、
その中に財務などの条件も含まれています。
つまり、上場している時点でかなりの優良企業なんですね。
個人の法人や中小企業よりは、
圧倒的に倒産しにくいのが、
上場企業なんだ(`・ω・´)b
上場企業数と倒産件数
日本には4000社程度の上場企業があります。
一方、上場企業の毎年の倒産件数の推移は、下図の通りです。
参照元:上場企業の倒産、2022年は1件 2年ぶりに発生 (帝国データバンク) – Yahoo!ニュース
リーマンショックを含む2000年代を除けば、
倒産件数は概ね5社/年 以下であり、
間近2021年は0社、2022年は1社でした。
経済の新陳代謝のため、
適度に倒産はあるべきなんだけどね。
〈関連リンク〉
上場企業の倒産確率は?
上記より、倒産件数を平均4社/年、上場企業数を4000社と仮定すると、
上場企業の倒産確率は、概ね下記の通りとなります。
1年で0.1%程度 (10年でも1%程度)
10年で95%どころじゃなく、
10年で1%程度なんですね!
しっかり分散投資していれば、
例えそのうちの1社位倒産しても
他がカバーしてくれるよ(`・ω・´)b
倒産だけでなく、上場廃止もあり得る
重要なのは、倒産以外にも「上場廃止」により株式価値がなくなる場合がある事です。
企業が上場を維持するためには基準が沢山あり、それらに抵触した場合、
業績や倒産などによらずとも上場廃止する事があります。
沢山ありますが、具体的な上場廃止となる一例を下記に挙げます。
- 上場維持のための基準に抵触してしまった場合
- 決めた日までに決算を開示しなかった場合
- 大規模な不正や改ざんなどが発覚した場合
- 親会社や他の企業に買収(M&A)された場合
※この場合のみ投資家の利益となる(通常、間近の株価より高く買い取って貰えるため)
上場企業の上場廃止件数とその理由
では、上場廃止となる企業は年間何社くらいあるのでしょうか?
上場企業の毎年の上場廃止件数の推移は、下図の通りです。
参照元:昨年の上場廃止数、「リーマン」超え86社に…9割が企業再編 : 読売新聞
(倒産件数に比べ)一見、上場廃止件数は圧倒的に多いのですが、
このうちの9割は企業再編(M&Aなど)による上場廃止との事で、
投資家にとっては寧ろ株価が上がって喜ばしい上場廃止の場合が多いのです。
【まとめ】
如何でしたでしょうか。
本記事では、上場企業のみにおける倒産確率などについて、
シンプルに学んでみました。
倒産を過度に怖がらず、
倒産しづらい財務内容の良い企業に
投資していくのが王道だね٩( ”ω” )و
持続可能な幸せを共に追求していきましょう!