【永遠の質問に終止符】(新)NISAとiDeCo、結局どっち?

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おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋

今日はコレ、(新)NISAとiDeCo、結局どっちが良いの?…という話題です。

NISAとiDeCo…

どっちが良いんですか!?

t_t
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国民みんなの疑問だよね(笑)。

資産形成においては、

ホントに良く出る質問がコレだよ(`・ω・´)b

 

この永久に出続ける質問に、本記事で終止符を打ちます(笑)。

早速ですが、毎度シンプルに学んでいきましょう٩( ”ω” )و

 

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【本記事の対象者】

  • 資産形成したい方
  • 資産形成中の方

 

【結論】

回答:(新)NISA> iDeCo >> 通常の投資

この質問…現行のNISA(2023年まで)においては人による部分もあり、

「NISA ≧ iDeCo >> 通常の投資」と答えていました。

 

t_t
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ところが!!

この度の新NISAの改正などで、完全に「NISA > iDeCo」となりました。

〈関連リンク〉

新NISA制度が決定!?
新NISAがようやく決定しそうである。 新NISAの概要や現行NISAとの比較等について、シンプルに述べてみた。

 

では、お互いを比較してみましょう٩( ”ω” )و

 

【新NISAとiDeCoの改正予定と制度改悪リスク】

改正予定

NISAは改良iDeCoは改悪されそうな状況です。

詳細を見てみましょう。

 

 

・NISA

新NISAへの変更(2024年スタート)により、下記が改良される予定です。

  • NISA制度そのものの恒久化
  • 非課税期間の無期限化
  • 年間投資上限額が3倍(360万円)にアップ

 

・iDeCo

今、退職金受取時に使える所得控除の計算式の改悪が検討されています。

理由としては、(昭和時代と違い)現代の転職時代にそぐわないためです。

  • 現行の 退職所得控除の計算式
    20年未満勤務の場合:40万円×勤続年数
    20年以上勤務の場合:800万円+70万円×(勤続年数-20)
  • 改悪時に想定される 退職所得控除の計算式
    40万円×勤続年数(勤続年数不問)

 

iDeCoと退職金…

関係有るんですか?

本ブログでは、iDeCoの受取は基本的に一括受取をオススメしています。

受取り方を下記2種類から選択出来ますが、各々扱いが異なります。

  • 一括受取:退職金扱い
  • 年金(毎月分割)受取:年金(雑所得)扱い

iDeCoを一括受取すると、

退職金扱いになるから関係有るんですね!

 

又、(NISAと違い)iDeCoについては超複雑で、

下記リンクに纏めてありますので、参考にしてみて下さい。

〈関連リンク〉

【確定拠出年金】わかりやすく関連記事をまとめました…
過去の確定拠出年金の関連記事を、まとめてみた。
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複雑さを…

NISAを1とすると、

iDeCoは100(笑)。

 

制度の改悪リスク

NISAとiDeCoは、シンプルに下記の制度です。

  • NISA:投資促進制度 (近年は投資を促進させたい気運)
  • iDeCo:年金制度 (近年は年金制度が改悪続き)

 

ご存知の通り、年金制度は以降も改悪が想定されます。

複雑で改悪に気付きにくいiDeCoにも、その波が及ぶ可能性は有ると私は考えています。

 

【新NISAとiDeCoの比較表】

下表にて、新NISAとiDeCoを簡単に比較してみましょう。

※良い側の方を朱記とする。

新NISAiDeCo
(確定拠出年金)
利益に対する
非課税期間
無期限無期限
受取総額に対する
税金
非課税課税計算による
(一括受取:退職所得による課税)
(年金受取:雑所得による課税)
年間投資上限額360万円81.6万円
(第1号被保険者の場合)
生涯投資上限額1800万円特になし
掛金の所得控除なし全額所得控除
運用中に発生する手数料なし各種手数料あり
新NISAとiDeCoの主な違い
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生涯投資上限額が無い事・掛金が全額所得控除…

コレ以外は、新NISAに軍配が上がるよ(`・ω・´)b

 

【新NISAとiDeCoの試算比較】

とはいえ、抽象的に比較しても良く解らないですよね(笑)。

という事で、条件を与えて資産形成を試算&比較してみましょう。

 

~前提条件~

※NISA・iDeCo共に30歳~59歳の30年間毎月5万円(計1800万円)を拠出するものとする
※iDeCoの手数料は、300円/月とする
※年間の課税所得は、300万円(所得税率10%・住民税率10%)とする
※30歳で就職・60歳で退職、退職金は1000万円とする

※運用の平均年利は5%とする

年齢新NISAiDeCo
(確定拠出年金)
31歳運用資産:61.4万円運用資産:61.0万円
掛金の控除による節税:12万円
40歳運用資産:776.4万円運用資産:771.7万円
掛金の控除による節税:120万円
50歳運用資産:2055万円運用資産:2043万円
掛金の控除による節税:240万円
60歳運用資産:4161万円運用資産:4136万円
掛金の控除による節税:計360万円
退職時
(60歳想定)
退職所得の納税額
0円(非課税)
退職所得の納税額
所得税:447.6万円
住民税:181.8万円

NISAよりiDeCoの方が、控除による節税で一見得をする様に見えますが、

最終の受取時にそれ以上に税金で持っていかれる場合が多いです。

又、各運用資産に誤差が有るのは、iDeCoの毎月かかる手数料の分の差です。

t_t
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iDeCoは年齢で色々制限されてしまうのも

デメリットだよ(`・ω・´)b

 

 

【最後に注意:理想はiDeCoも少額で加入を】

本記事では、新NISAがベストとお伝えしましたが…

新NISAだけでなく、iDeCoも少額で拠出すると尚良い

 

iDeCoの一括受取時の税金は、「受取額」「拠出期間」のみで決まるため、

NISAに加えて、iDeCoにも少額(最低拠出:5000円)で長く加入すると尚良いです。

t_t
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少額ならば、

iDeCoの受取で税金がかかる

可能性は少なくなるよ(`・ω・´)b

 

 

【まとめ】

如何でしたでしょうか。

これから老後対策・資産運用を始める方は、

私が万人にオススメなのは、先ずは()NISAの検討です。

t_t
t_t

成人頃からやれば、

老後対策NISAだけで十分だよ٩( ”ω” )و

それでも余裕があればiDeCo…の順で大丈夫かなと思います(`・ω・´)b

 

持続可能な幸せを共に追求していきましょう!

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