おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋
今日はコレ、「資産フライト(タックスヘイブン)」における世界の税率比較についてです。
〈関連リンク:「資産フライト」とは〉
各国の税率を
比較できるんですね!
誤記等あるかもしれないから、
参考程度にね!(`・ω・´)b
資産フライトは、[各国政府 VS 富裕層]のイタチごっこでもあります(笑)。
税収が増えるから、
各国政府による富裕層の奪い合いになるんだね。
では早速、各国の税率を見ていきましょう٩( ”ω” )و
【前提条件・注意点】
資産フライトを行う際の前提・注意点は、下記等になります。
資産フライトは違法行為ではない
各国の法に従い資産等を移動すれば、
当然ながら違法行為ではありません。
専門家に相談すべき
各国の制度等、様々な知識が必要な事から、
専門家に相談した方が良いでしょう。
旅行等による体感での調査が必要
下記の様な「こんなはずじゃなかった」とならない為には、
必ず一度現地へ行く必要が有ります。
- 言葉が通じなかった
- 空気感が合わなかった
- 治安が悪かった
- 親日ではなかった
- 水が飲めなかった
- 実は物価等が高く、収入以上に支出が増えた
- その他様々、想像と違っていた
幾ら税金が安くても、
住み辛かったら元も子もないですよね😨。
制度変更が有りがち
○○税の増税・減税・廃止・復活など、どの国でも制度変更が有りがちです。
これはもう、運の様な要素にもなりますので、
資産フライトをするなら、これらを受け入れる覚悟は必要ですね😨。
急な改悪は本当に困るよね…。
日本でも、富裕層の逃げ道は年々厳しくなっており、
現在は、家族全員が移住しないと認められない等の様な状況です。
出国税(国外転出時課税)
出国税とは、時価1億円以上の有価証券等の資産を持つ方の出国時、
未売却の株式等に対し、売却したとみなして所得税(15%)を課すものです。
世界には、株式譲渡益に対して非課税の国が有ります。
つまり、それらの国への富裕層の国外流出を防止する為にある制度です(笑)。
何だか酷い話だよね😨。
出国前に一部売却して、時価1億円未満に
調整するという手はあるね(`・ω・´)b
ちなみに、仕事等の(資産フライト以外の)目的で出国した場合は、
例え富裕層でも減免等の措置が有る様です。
そりゃ当然ですよね!
出国するだけで税金だなんて、
馬鹿みたいです😨。
【各種税率比較】
では、ご参考程度に、各種税率を比較してみます。
キャピタルゲイン(株式譲渡益等)課税率
主要国のキャピタルゲイン課税率と課税が無い国(非課税国)は、下表の通りです。
〈キャピタルゲインとは:キャピタル・ゲイン – Wikipedia〉
国 | キャピタルゲイン課税率 |
---|---|
日本 | 20.315%(分離課税) 又は 総合課税 |
香港 シンガポール ドバイ バーレーン スイス ルクセンブルク など | 0%(非課税) |
アメリカ | ~保有1年以上の場合~ 0~20%(分離課税)+州地方政府税(総合課税) ~保有1年未満の場合~ 10~37%(総合課税)+州地方政府税(総合課税) |
イギリス | 10%又は20%(分離課税) |
ドイツ | 26.375%(分離課税) 又は 総合課税 |
フランス | 30%(分離課税)又は総合課税 |
配当(インカムゲイン)課税率
各国の配当(インカムゲイン)課税率と課税が無い国(非課税国)は、下表の通りです。
〈インカムゲインとは:キャピタル・ゲイン – Wikipedia〉
国 | 配当課税率 |
---|---|
日本 | 20.315%(分離課税) 又は 総合課税 |
香港 シンガポール ドバイ バーレーン スイス ルクセンブルク など | 0%(非課税) |
アメリカ | 0~20%(分離課税)+州地方政府税(総合課税) |
イギリス | 7.5~38.1%(分離課税) |
ドイツ | 26.375%(分離課税) 又は 総合課税 |
フランス | 30%(分離課税)又は総合課税 |
相続税率(最大)
各国の相続税率(最大)は、下表の通りです。
※基礎控除等にも寄りますが、ここでは最大税率を比較します。
優秀な人が日本国外へ流出する理由が良く解りますね(笑)。
相続税率 | 国 |
---|---|
0% | 中国 香港 シンガポール マレーシア タイ オーストラリア ニュージーランド イタリア ポルトガル ノルウェー スウェーデン カナダ メキシコ インド モナコ |
8% | イタリア |
10% | アイスランド トルコ |
15% | デンマーク |
19% | フィンランド |
20% | 台湾 ギリシャ オランダ |
25% | チリ |
30% | ドイツ ベルギー |
33% | アイルランド |
34% | スペイン |
40% | アメリカ イギリス |
45% | フランス |
50% | 韓国 |
55% | 日本 |
尚、相続税対策の資産フライトで最も重要なのが…
相続する側・される側共に10年以上の居住期間が必要
10年も住まないといけないんですか…😨。
以前は5年でしたが、富裕層を逃がさないために10年に改正されました(笑)。
海外の居住期間10年未満で相続すると、日本の相続税率になります。
移住後10年経たずに相続したら、
何だか馬鹿みたいですね💦。
所得税率(最大)
各国の所得税率(最大)は、下表の通りです。
〈関連リンク:個人所得税率 – 国のリスト〉
所得税率 | 国 |
---|---|
10% | ルーマニア ブルガリア |
15% | ハンガリー |
17% | 香港 |
23% | チェコ |
24% | シンガポール |
25% | ラオス コスタリカ |
30% | マレーシア クロアチア |
32% | ポーランド |
33% | カナダ |
35% | タイ ベトナム フィリピン インドネシア メキシコ |
37% | アメリカ |
38.2% | ノルウェー |
39% | ニュージーランド |
40% | 台湾 トルコ チリ アイルランド |
42% | ルクセンブルク |
42.74% | インド |
43% | イタリア |
44% | ギリシャ |
45% | 日本 韓国 中国 イギリス ドイツ フランス オーストラリア スロベニア |
46.25% | アイスランド |
47% | スペイン |
48% | ポルトガル |
49.5% | オランダ |
50% | イスラエル ベルギー |
52% | スウェーデン |
55% | オーストリア |
56% | デンマーク |
56.95% | フィンランド |
法人税率(最大)
各国の法人税率(最大)は、下表の通りです。
〈関連リンク:法人税率 – 国のリスト〉
法人税率 | 国 |
---|---|
9% | ハンガリー |
10% | ブルガリア |
12.5 | アイルランド |
15% | カナダ |
16% | ルーマニア |
16.5% | 香港 |
17% | シンガポール |
18% | クロアチア |
19% | イギリス チェコ ポーランド スロベニア |
20% | 台湾 タイ ベトナム ラオス フィンランド アイスランド |
20.6% | スウェーデン |
21% | アメリカ ポルトガル |
22% | インドネシア ギリシャ ノルウェー デンマーク |
23% | イスラエル トルコ |
24% | マレーシア イタリア |
24.94% | ルクセンブルク |
25% | 中国 フィリピン オーストリア ベルギー スペイン |
25.8% | オランダ |
26.5 | フランス |
27% | チリ |
27.5% | 韓国 |
28% | ニュージーランド |
29.7% | 日本 |
30% | オーストラリア コスタリカ メキシコ ドイツ |
34.94% | インド |
消費税率
各国の消費税率は、下表の通りです。
〈関連リンク:売上税率 – 国のリスト〉
消費税率 | 国 |
---|---|
0% | 香港 |
5% | 台湾 |
7% | タイ シンガポール |
10% | 日本 アメリカ(州による) 韓国 オーストラリア マレーシア ベトナム インドネシア ラオス |
12% | フィリピン |
13% | 中国 カナダ(州による) コスタリカ |
15% | ニュージーランド |
16% | メキシコ イスラエル |
17% | ルクセンブルク |
18% | インド トルコ |
19% | ドイツ ルーマニア チリ |
20% | フランス イギリス オーストリア ブルガリア |
21% | オランダ ベルギー チェコ スペイン |
22% | イタリア ポーランド スロベニア |
23% | ポルトガル アイルランド |
24% | ギリシャ フィンランド アイスランド |
25% | ノルウェー スウェーデン デンマーク クロアチア |
27% | ハンガリー |
【日本の税率まとめ】
上記、日本の税金のみについて、簡単に纏めてみました。
- キャピタルゲイン課税率:20.315% … 世界比較で中の上の高さ
- 配当課税率:20.315% … 世界比較で中の上の高さ
- 相続税率:最大55% … 世界トップの高さ(世代間でゴッソリもぎ取る)
- 所得税率:最大45% … 世界比較で中の上の高さ
- 法人税率:29.7% … 世界比較で中の上の高さ
- 消費税率:10% … 世界比較で中の下の高さ
「消費税だけが世界比較で低いのが日本」と、解りますね。
つまり、日本の課税状況を一言で言うと…
”社会保険料”と”消費税以外の税金”で搾取され、消費しづらい
【富裕層の移住国ランキング】
実際に移住先として選択されている国(2022年時点)が
紹介されている良い記事が有り、下記リンクを参考にしてみて下さい。
〈関連リンク:【2022】世界の富裕層の移住先ランキング〉
- 世界の富裕層の移住先:1位…オーストラリア、2位…アメリカ、3位…スイス
- 日本人にオススメの移住先:1位…マレーシア、2位…タイ、3位:ハワイ
- 節税重視の日本人のオススメ移住先:シンガポール
日本人が好む国と
海外の人が好む国って
かなり違うんですね!
やっぱり実際住むとなると、
治安・物価・親日国か等、
色々大事だからだね(`・ω・´)b
やはり、単なる節税目的だけではなく、
言語・住みやすさ等、バランスが重要視されている様です。
【まとめ】
如何でしたでしょうか。
こう見ると、日本が観光地として超人気なのに
居住する外国人(富裕層)が少ない理由が解りますね(笑)。
消費税以外の税金が高いからですね!
もし節税目的で移住を検討するのであれば、
先ずはどの税金(下記参照)を抑えたいのか…。
- キャピタルゲイン課税・配当課税を抑えたい:投資家など
- 相続税・贈与税を抑えたい:富裕層など
- 所得税を抑えたい:会社を起こさずに稼ぎたい方
- 法人税を抑えたい:会社を起こして稼ぎたい方
- 消費税を抑えたい:主に全員対象
後は、実際に現地訪問したい所ですね。
税制等の制度変更は結構有るから、
常にアンテナ高くしておきたいね٩( ”ω” )و
持続可能な幸せを共に追求していきましょう!