おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋
今日はコレ、事業所得の条件が300万円以上となる可能性有りという話題です。
どういう事ですか?
長寿化や物価高騰等により、
会社員の副業が人気だよね。
今日は、そんな副業をする会社員が注意すべき内容について、
シンプルに学んでいきましょう٩( ”ω” )و
【本記事の対象者】
- 副業を(しようと)している会社員の方
【結論】
回答:節税目的の事業(副業)は認められなくなる可能性大
副業をする会社員の皆さんは、注意して下さい。
下記にて詳細を見ていきましょう٩( ”ω” )و
【現状は?】
サラリーマンが副業するメリット
会社員の副業は、赤字でも継続していれば事業所得に出来、
下記の節税メリットがありました。
課税所得 = 給与所得 + 事業所得 (-控除)
事業所得(副業)がマイナスなら
課税所得を減らせるという事ですね!
副業を家でしている場合、下記の比率(家事按分)により、
公共料金や家賃などの生活費を経費に出来るんですね。
- 部屋の面積÷家全体の面積 : 家賃など
- 副業の使用時間÷全使用時間 : 電気料金など
「事業所得=事業収入-事業経費」だから、
収入<経費 なら、事業所得はマイナス(赤字)になるよね。
趣味程度の事業なら、
事業収入1000円なんて事も
普通にありそうです…。
事業の定義
上記「事業所得」ですが、税務署から事業と認められる必要が有ります。
現状の事業の定義は曖昧で、下記の通りです。
「事業として」とは、対価を得て行われる資産の譲渡等を繰り返し、継続、かつ、独立して行うことをいいます。
参照元:国税庁ホームページより(No.6109 事業者が事業として行うものとは|国税庁)
つまり、現状では、
続けていれば事業と言って問題無いんだ。
毎日家に帰ってから夜に、
副業を続けるのでもOKですか?
そうだね。
【今後は?】
事業の定義(雑所得の定義)
ところが先日、こんなパブリックコメントがありました。
また、事業所得と業務に係る雑所得の判定について、…(略)
…その所得に係る収入金額が 300 万円を超えない場合には、特に反証がない限り、業務
参照元:パブリックコメントより(PcmFileDownload (e-gov.go.jp))
に係る雑所得と取り扱うこととします。
…つまりは、こうです。
収入300万円未満なら、事業と認めない
パブリックコメントの段階なので、
確定じゃないけど、
そうなりそうだね。
例え続けていても、
事業とみなされなくなる
可能性があるんですね。
収入300万円…、人によっては本業でも厳しい金額ですね💦。
雑所得になると、どうなる?
上記が決定すると、300万円未満の収入の場合は
「雑所得」に計上する必要があります。
文字が”雑”になるだけで、所得の計算は全く同じです。
雑所得 = 雑収入 - 雑経費
ところが、雑所得の場合、
どれだけマイナスになってもゼロとされてしまうんですね。
つまり、こうです。
課税所得 = 給与所得 (-控除)
節税出来なくなるという事ですね。
【節税前後の比較】
最後に、控除無しの場合の節税前後の比較表(例)を下記に示します。
給与所得500万円の会社員で、帰社後に家で行うブログ収入が年間1万円とします。
※ブログは気楽に稼げるものではありません。
支払料金 | 経費使用率 | 事業経費 | 事業収入 | 事業所得 | 給与所得 | |
家賃 | 60万円 (5万円×12) | 50%とする (家事按分) | 30万円 | |||
火災保険 | 1万円 | 50%とする (家事按分) | 0.5万円 | |||
水道代 | 5万円 | 50%とする (家事按分) | 2.5万円 | |||
ガス代 | 4万円 | 50%とする (家事按分) | 2万円 | |||
電気代 | 6万円 | 50%とする (家事按分) | 3万円 | |||
通信費 | 6万円 | 50%とする (家事按分) | 3万円 | |||
サーバ代 | 3万円 | 100% | 3万円 | |||
PC | 10万円 | 100% | 10万円 | |||
雑費 ケーブル他 | 1万円 | 100% | 1万円 | |||
合計 | 96万円 | - | 55万円 | 1万円 | –54万円 | 500万円 |
~節税前後の税金の差額~
- 所得税:節税前…100万円、節税後…89.2万円
- 住民税:節税前…50万円、節税後…44.6万円
手取り1ヵ月分くらい
節税出来るんですね💦。
【まとめ】
如何でしたでしょうか。
皆さんは、本パブリックコメントに対し
賛成・反対どちらだったでしょうか?
収入が殆ど無い副業は
事業として節税出来なくなる
可能性があるという事だね。
何れにしても、国は税金取りのプロですので、
学んで対応していきたいですね٩( ”ω” )و
持続可能な幸せを共に追求していきましょう!