複利効果の罠

投資

おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋

今日は、複利に関する唯一の注意点…複利効果の罠(?)について触れておきたいと思います!

 

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【本記事で得られる学び】

  • 複利効果の実態

 

そもそも複利効果って何でしたっけ…?

【複利効果】

複利効果については、以前にも物凄いパワーであると取り上げましたね。

〈関連リンク〉

令和の日本に、投資が必須である理由⑧
令和の日本に、投資が必須である理由を語りつくす。(その8)

今では負け組代表的な日本の株式ですら100万円を40年で345万円(年利3.1%)になるって話ですね。
(ちなみに、アメリカの株式だと100万円を40年で3610万円に😨)

ここで大事なのは、上記「40年で」というのは、複利効果を使った場合の計算です。

※これを理解しておくと、世に沢山存在している手数料の高い商品を買わずに済む可能性がUPしますので、知っておきましょう。

【複利効果の実態とは】

回答:我慢し続ける事である

全然判らないです…。

大丈夫です。複利について、改めて触れていきましょう。

例えば、株式では投資金の数%の配当金が毎年出ます。通常は、配当金を受取る事で毎年の生活が少し豊かになりますよね。

ところが、この配当金を「受取らずにそれを全額投資」又は「受け取ってすぐそれを全額投資」というのが複利効果を使うという事です。(「貯金残高は増えていくけど1円も使えない」みたいなイメージですね。)

なるほど…。複利は我慢なんですね。

【複利効果(例)】

では、上で使用した日本の株式(40年間、年利3.1%)を例に見ていきましょう。

~複利効果使用時~

  • 初期投資(0年目):1,000,000円
  •       1年後:1,031,000円 (=1000000×1.031)
  •       2年後:1,062,961円 (=1031000×1.031)
  •       3年後:1,095,913円 (=1062961×1.031)
  •       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  •       40年後:3,450,093円

 ~複利効果不使用時~

複利効果を使わない場合は、こうなります。複利効果使用時とは違い、毎年31000円を受け取る事が出来ます。

  • 初期投資(0年目):1,000,000円
  •       1年後:1,000,000円 + 31,000円入手
  •       2年後:1,000,000円 + 31,000円入手
  •       3年後:1,000,000円 + 31,000円入手
  •       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  •       40年後:1,000,000円 + 31,000円入手

 

トータルでは・・・  3,450,093円 VS 2,240,000円(100万円+(31000円×40年))

元手は同じだったのに、トータルでは圧倒的に複利効果を使った方が強いですよね。これが複利効果です😨。

【複利効果(例)まとめ】

複利効果の代償として重要なのが、その間1円たりとも自分で使えるお金は有りません。40年間1円も手をつけずに我慢出来ますか?っていう話です。40年我慢出来るのなら100万円→345万円に、我慢出来なければ100万円→224万円って事です。

つまり、こういう事です。

  • 複利効果使用時 :残高は増えるが生活レベル向上度ゼロ
  • 複利効果不使用時:残高は増えないが生活レベル向上

なるほど、完全に解りました!

一切生活レベルが向上せず我慢しながら貯金通帳を見てニヤニヤするのか、貯金通帳の額は増えずとも生活レベルが毎年少し豊かになるのか。…みたいな比較ですね(笑)。

どちらが良いですか?って事で、人それぞれ選択していきたいですね。

【(超重要)複利効果の注意点】

ここで超重要な注意点がありますので、気をつけていきましょう。

① 複利効果を使う商品は、途中で引出せなかったり(IDECO等)、途中引出すと利率が大幅ダウンなどのペナルティが有ったりします。
  本当に満期まで手をつけず我慢出来る資金なのか事前に判断しましょう。

② 投資信託などの紹介パンフレットの想定推移グラフ等は、複利効果を使った場合である事が殆どで、要注意。
  つまり、購入者が我慢し続ける事が前提で考えられたグラフって事です。騙されない様に判断していきましょう。

【まとめ】

如何でしたでしょうか。
私のおすすめの複利の使い分けは、下記です。

① 独身で扶養者も不在であれば、複利効果の最大限発揮をオススメします。
② 家族が出来たら教育資金等が必要になる為、複利効果を使わない事をオススメします。

個々の環境などによって、使い分けていきたいところですね。

 

持続可能な幸せを共に追求していきましょう!

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