おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋
今日はコレ、家族信託についてです。
何ですか…それは?😨
FIRE後や老後に認知症などになり、
資産運用や管理が出来なくなった場合について先日触れました。
〈関連リンク〉
その中で出てきた「家族信託」について、早速ですが、
毎度シンプルに取り上げていきたいと思います٩( ”ω” )و
【本記事で得られる学び】
- 老後に健康を害した場合の資産管理
- 家族信託とは
尚、身寄りのないお一人様の場合は、「任意後見制度」の活用になると思いますので、
下記リンクを参考にしてみて下さい。
〈関連リンク〉
【家族信託とは】
将来、認知症や障害者になったら…、 皆さんの資産は誰が守ってくれますか?
これを解決してくれるのが、家族信託です。
信頼できる家族に、自分の資産管理などを託すものです。
「遺言だと効力は死語…、とはいえ、成年後見制度では自由度が狭い…。」
そんな時に、生前から高めの自由度で託せるのが家族信託という訳ですね。
〈関連リンク:家族信託とは – コトバンク〉
ボケる前に、自分の事を決めたいよね٩( ”ω” )و
家族信託のメリット・デメリット
家族信託のメリットは、主に下記の通りです。
- 積極的な資産運用・活用が出来得る
(任意後見制度では不可(あくまで資産保護が目的のため)) - 常に監督者に相談する手間が無い
(任意後見制度では裁判所(任意後見監督人)に都度相談する必要がある) - 一部の資産だけを託すことが出来る
同様にデメリットは、主に下記の通りです。
- 身上監護(介護の手続き等)の権限までは無い
(任意後見制度では可能) - 中立な第三者(相談相手)が介在しない
(任意後見制度では裁判所が選任した任意後見監督人に都度相談する必要がある) - あくまで管理を託すだけ(資産や利益は委託者のもの)のため、何ら節税対策ではない
※暦年贈与したいなら、家族信託を利用しない方が良い
「法定後見」「任意後見」「家族信託」の比較表
「家族信託」と似た「法定後見制度」や「任意後見制度」も有り、
混乱を招きますので、各々の違いをシンプルに比較してみましょう。
法定後見 | 任意後見 | 家族信託 | |
---|---|---|---|
目的 | 既に認知症等の時の 事後対策の支援制度 | 認知症等の 事前対策の支援制度 | 認知症等の 事前対策の支援制度 (生前の財産承継(非節税)) |
管理内容 | 財産管理 身上監護 | 財産管理 身上監護 | 信託財産の管理・処分 |
財産処分 | 原則、財産維持 | 原則、財産維持 | 柔軟に運用・処分が可能 |
許可の要否 | 家庭裁判所の許可が必要 | 家庭裁判所の許可が必要 | 許可は不要 |
詐欺被害の取消 | 取消権あり | 取消権なし | 取消権なし |
報酬の相場 | ~約6万円/月 | ~約3万円/月 | 自由に設定可能 |
【とにかく早めの準備を】
何れにしても、管理を実際に開始して貰うまでは手続きが必要ですので、
早めに行動を起こした方が良いでしょう。
結婚と同じで、
誰もが初めての手続きですもんね!
【まとめ】
如何でしたでしょうか。
本記事では、家族信託について、シンプルに学んでみました。
何となくですが、
解りました!
何れにしても、早めに各ご家庭に合った信託の方法を選択できると良いですね。
誰しも直面し得る課題ですので、概要だけは学んでおき、
時がきたら、先ずは役所の高齢者福祉課などに相談してみましょう٩( ”ω” )و
持続可能な幸せを共に追求していきましょう!