おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋
今日はコレ、米国株等の配当金・分配金に為替差損益を発生させない方法についてです。
為替差損益が発生しないという事は、
確定申告不要という事だよ(`・ω・´)b
以前、配当金の為替差損益についても少し触れましたが、
配当金が出る度に為替差損益を計算するのは、超面倒ですよね😨。
〈関連リンク:【配当金(分配金)も為替差損益が生じ得る】〉
計算して、
翌年に確定申告…😨。
幾ら、円貨決済にして売却時の為替差損益を申告不要にしても、
受取る配当金(分配金)がドルであれば、
自ら円転する時に為替差損益が発生し、確定申告の義務が生じ得ます。
配当金(分配金)が円かドルかは、
証券会社によるんだ😨。
そこで本記事では、
米国(外国)株の配当金に対して為替差損益を発生させない方法について、
毎度シンプルに学んでいきましょう٩( ”ω” )و
【本記事で得られる学び】
- 米国(外国)株の配当金に対して為替差損益を発生させない(確定申告不要にする)方法
【結論】
回答:配当金が円の証券会社を使う 又は 配当金が外貨でも為替差損益が発生しないサービスを使う
結論が長いので、詳細を見ていきましょう(笑)。
【配当金が”ドルor円”の証券会社一覧表】
配当金を円で受け取れる証券会社ならば、税法上の為替差損益はそもそも発生しません。
そこで、米国株の配当金(分配金)受取が、円・ドルどちらなのか、
各種手数料も併せて、証券会社別に下表に纏めてみました。
証券会社 | 配当金受取り通貨 (円orドル) | 売買手数料 | 為替手数料 (1ドルあたり) |
---|---|---|---|
SBI証券 | ドル | 約定代金の0.495% (上限:22ドル) | 売買時25銭ずつ (住信SBIネット銀行なら各3銭) |
楽天証券 | ドル | 約定代金の0.495% (上限:22ドル) | 売買時25銭ずつ |
マネックス証券 | ドル | 約定代金の0.495% (上限:22ドル) | 買付時0銭 売却時25銭 |
野村証券 | 円・ドルの選択可 (ドルの場合でも MMF自動買付が可能) | 2389円~ 〈オンライン専用支店の手数料|野村證券〉 | 10万ドル以上:売買時25銭ずつ 10万ドル未満:売買時50銭ずつ |
大和証券 | 円・ドルの選択可 (ドルの場合でも MMF自動買付が可能) | 約定代金の1.6%~ + 手数料表による(下記リンク) 〈手数料 | 大和証券〉 | 売買時50銭ずつ |
みずほ証券 | 円・ドルの選択可 (ドルの場合でも MMF自動買付が可能) | 約定代金の0.2% + 手数料表による(下記リンク) 〈外国株式取引の手数料 | みずほ証券〉 | 10万ドル以上:売買時25銭ずつ 10万ドル未満:売買時50銭ずつ |
SMBC日興証券 | 円・ドルの選択可 (ドルの場合でも MMF自動買付が可能) | 約定代金の0.2% + 1.265%~ 〈手数料│外国株式│SMBC日興証券〉 | 売買時50銭ずつ |
松井証券 | 円 (円貨決済のみ) | 約定代金の0.495% (上限:22ドル) | 売買時25銭ずつ |
PayPay証券 | 円 (円貨決済のみ) | 約定代金の0.5又は0.7% | 売買時35銭ずつ |
auカブコム証券 | 円 (円貨決済のみ) | 約定代金の0.495% (上限:22ドル) | 売買時20銭ずつ |
DMM.com証券 | 円 (円貨決済のみ) | 無料(0円) | 売買時25銭ずつ |
※MMFについては、下記リンクを参照してみて下さい。
〈関連リンク:④MMF、MRFへの預け入れ(投資信託)〉
みんなが使う証券会社はどうだったかな?
円なら、配当金に対する確定申告は不要だよ。
おすすめの証券会社
配当金を円・ドルそれぞれで受取る場合に、
手数料が安いおすすめの証券会社は、
上表により、下記の様になります。(2022/11時点)
- 配当金をドルで受取りたい場合(確定申告要)
SBI証券(住信SBIネット銀行との連携) 又は マネックス証券 - 配当金を円で受取りたい場合(確定申告不要)
DMM.com証券 又は auカブコム証券
【確定申告不要にする方法(3選)】
米国株等の配当金(分配金)の確定申告を不要にする方法は、
下記の3種類と考えています。
①配当金(分配金)を円で受け取れる証券会社を選択する
上表の、配当金(分配金)を円で受取れる証券会社で円貨決済により売買すれば、
為替差損益による確定申告を一切無視して外国株・ETF等に投資する事が可能です。
証券会社が自動的に、
受取直後に円転してくれるんだ。
②証券会社の配当金(分配金)の外貨建てMMF自動買付サービスを利用する
証券会社によっては、「配当金のMMF自動買付サービス」なるものが存在します。
配当金のMMF自動買付とは・・・
配当金(分配金)の受取直後に自動的にMMFの買付けを行うサービス
〈関連リンク〉
証券会社が自動的に、
受取直後にMMFを買付けしてくれるんだ。
但し、現状ではMMF自動買付サービスが可能な
野村・大和・みずほ・SMBC日興の各証券会社は手数料が激高ですので、
t_tはオススメしません。
③為替差益を計算し、雑所得を年間20万円(雑所得のみなら48万円)以下に抑える
最後は余りおすすめしない方法ですが、
ドルでの配当金(分配金)受取とし、都度円転時に為替差損益を計算する方法です。
配当金(分配金)の回数が多い方は、
結構な手間だよ…😨。
雑所得(為替差損益)が20万円を超えなければ、
為替差損益単独での確定申告は不要になるんですね。
〈関連リンク〉
収入が雑所得のみの方ならば、
48万円以下に抑えればOKだよ٩( ”ω” )و
【注意点】
本記事は配当金(分配金)の為替差損益についてですが、
(外貨決済での)売買時も同様に為替差損益に注意が必要です。
- とにかく、「外貨買付後」又は「外貨建て商品売却後」…
1日でも外貨のまま保有すると税法上の為替差損益が発生します。
〈関連リンク:【為替差損益とは】〉
【まとめ】
如何でしたでしょうか。
為替差損益の計算・確定申告は面倒ですが、
より利益を出しやすい外貨建て商品への投資は外貨決済の方です。
外貨建て商品への投資は、2つを天秤にかけて選択しよう。
・確定申告の手間・雑所得の有無
・投資利益の追求
持続可能な幸せを共に追求していきましょう!