おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋
今日はコレ、なぜ原油を増産しないの?という話題です。
原油高騰が、凄いです…😨。
ガソリンをはじめ、原油高騰の影響を受けていますね。
直接的・間接的に色々と原油が使われている事を
改めて認識された方も多いのではないでしょうか?
自給できない日本は
口を出す位だね(笑)。
さて、原油高騰の中、何故原油を増産しないのでしょうか?
原油は(為替と同様に)政治的な事が複雑に絡んでいますが、
私も素人なので、ざっくりシンプルに述べたいと思います。
では、学んでいきましょう٩( ”ω” )و
【結論】
回答:各国の事情による
石油や為替などは、各国の政治事情や思惑が絡んできます。
下記に主な2点を挙げたいと思います。
新型コロナウイルスの悪夢
2020/4/20、新型コロナウイルスの影響で、
一時的に原油先物価格が初のマイナス価格という激震が走りました。
翌日、僕は真っ先に
原油関連を買ったのを覚えてるよ。
値が付くものは、需要と供給が大事で、
同じものでも需要・供給次第で値が変わります。
確かに、農作物なども
不作だと高くなりますね。
原油を増産しないのは、
当時の様な、原油価格暴落の懸念が第一の理由です。
又コロナなどで原油需要が減る事を恐れているんですね。
産油国同士のライバル関係
現在、米国・ロシア・サウジアラビアが3大産油国で、ライバルとも言えます。
ロシア依存から脱却となると、残りは米国・サウジアラビアになります。
今は、そういう流れですよね。
米国(シェールオイル)とサウジアラビアは、原油の生産方法が異なり、
双方の原油価格の損益分岐点は下記の通りです。
米国 | サウジアラビア | |
原油価格の 損益分岐点 | 40~50以上 (ドル/バレル) | 30程度 (ドル/バレル) |
原油の国益依存度 | 低 | 高 |
※損益分岐点:黒字・赤字となる境界値
つまり、サウジアラビアの方が原価が低い事になります。
これを利用し、サウジアラビアは2014年頃から原油を増産し、
原油価格下落による、米国のシェールオイル潰しを実行しました。
ただでさえ赤字の所に、コロナショックで
原油価格がマイナスの事態となり、
米国のシェールオイル企業の破綻が相次いだんだ。
原油価格の長期チャートは下図です。
2014年に増産を仕掛けたのが分かりますね。
ただし、サウジアラビアも当然痛みを伴う消耗戦であり、
米国潰しの成功後、サウジアラビアは一転減産し、
原油価格を上げて、今は利益幅を確保しています。
コロナショックは
サウジアラビアにとっても
想定外の痛手だったんだ。
米国は米国で、現在インフレ対策の真最中です。
自国でそんな原価の高いシェールオイルを増産するよりも、
「サウジアラビアが増産した方が効率良いインフレ対策だ」との考えから
現在サウジアラビアに増産を要請していると、考えられます。
この間まで米国潰しをしていたサウジアラビアが、
米国のインフレ対策に協力してくれるかな?
さて、どうなるでしょう😨。
【まとめ】
如何でしたでしょうか。
例えば日本が米しか作れないとしたら、米の価格で国益が決まります。
サウジアラビアの気持ちも解らなくはないですね。
世界が国で別れている以上、
政治的な事が絡むんですね…。
原油に限らず、ECO・環境問題・人権等のSDGsに関しても
問題が山積していますが、シンプルに解決したいものですね。
持続可能な幸せを共に追求していきましょう!