おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋
今日はコレ、…長いです(笑)。
僕も含め、資産家の多くは
経済成長の恩恵を受ける長期投資家だよ。
そんな長期投資家が一番控えたいのが、危ない企業への投資です。
この激変時代でも、私はこの20年間…
倒産はおろか(買収以外の)上場廃止にも遭った事がありません。
これは幸運な事ですが、最低限の事を実施しているためです。
【本記事で得られる学び】
- 上場廃止の概要
- 倒産しそうな会社への投資
- 倒産しにくい会社の探し方
株券が紙切れに…😨
こんな事を回避できる確率が上がりますので、
是非、学んでいきましょう٩( ”ω” )و
【上場廃止とは】
回答:投資(売買)が出来なくなること。
我々が投資できる企業は、「四季報」に掲載されている
(証券取引所に上場を承認された)上場企業のみです。
企業は数百万社もあり、
ごく一部が上場企業なんだ。
しかし、「上場廃止基準」に抵触すると、上場廃止を命じられ、
一定期間の後に、投資(売買)が出来なくなります。
上場廃止基準に抵触とは、
具体的にどういう場合ですか?
上場廃止基準は、下記リンクになります。※私も全て解らず(笑)。
〈関連リンク:上場廃止基準の概要 | 日本取引所グループ (jpx.co.jp)〉
倒産だけが上場廃止じゃないんだ。
現実に良く起きている上場廃止基準への抵触は、以下になります。
上場維持基準を満たせなくなる場合
2022年4月より、市場が下記の様に再編されました。
〈一部・二部・マザーズ・ジャスダック〉 ↓ 〈プライム・スタンダード・グロース〉
単なる名称変更ではなく、上場維持基準を上げて信用を上げるのが目的です。
※2022/4月(市場再編後)の上場維持基準は下記リンクです。
〈関連リンク:上場維持基準の概要 | 日本取引所グループ (jpx.co.jp)〉
例えば、プライム市場の上場維持基準は下記です。
- 株主数:800人以上
- 流通株式数:2万単位以上
- 流通株式時価総額:100億円以上
- 流通株式比率:35%以上
- 1日平均売買代金:0.2億円以上
※流通株式とは
市場で売買できる株式の事。
例えば、(絶対に売却しない)親会社などが全株数を持っている場合、
その企業の株式は誰も売買出来ず、流通株式はゼロとなります。
上場の維持って、
何だか大変そうですね。
そのため、上場維持基準を満たせなくなる企業が現在続出しています。
何だか可哀そうですね。
「いきなり上場廃止は酷い」という事で、経過措置の段階です。(期間未決)
様々な違反などがあった場合
次に、下記の様な違反があった場合などです。
- 裏口上場
- (悪質な)IRの虚偽記載
- 有価証券報告書の提出遅延
- その他の不正など
・増えているのが虚偽記載で、最近では東芝の不正会計などです。
ただ当時、上場廃止ではなく二部への降格処分で済んでいます。
・有りがちなのが、有価証券報告書(決算書)の提出遅延です。
業績や不正など無関係で、提出が遅れるだけで上場廃止となります。
とはいえ通常遅れませんが、不正会計などが疑われると、
再精査に時間がかかり、提出遅延となる場合があります。
「有価証券報告書の提出予定日延期のお知らせ」などのIRが出たら要注意です。
事業を継続できない場合
最後に、よく言われる「倒産」の部類で、
具体的には、下記となります。
- 2年連続の債務超過(新型コロナ起因の場合3年)
- 破産手続き
- 民事再生手続き
- その他事業を継続できない場合
【上場廃止のリスクがある企業への投資がNGの理由】
回答:経済的・精神的に長期投資に不向きのため
冒頭の通り、長期投資家が避けたいのが、危ない企業への投資です。
避けるべき理由は、下記となります。
- 配当金が0円となる場合が多い ⇒ インカムゲイン(年間収入)が無くなる
- 成長性が無い場合が多い ⇒ 株価が低迷する
- 上場廃止となる可能性がある ⇒ 株価が突然ほぼゼロになる
- 危ないため定期チェックが必要 ⇒ 時間・精神的に不健全
又、危ない企業は
株価が下がりがちだよ。
全企業と株価100円以下の企業で2点比較してみました。(下表参照)
企業数 | 配当金有の 企業数 | PER30倍以下の 企業数 | |
全上場企業 | 3758社 | 3036社 (約80%) | 1236社 (約33%) |
株価100円以下の 上場企業 | 63社 | 14社 (約22%) | 0社 (0%) |
※PERとは:割安感の指標の1つで、[株価÷1株利益]
一目瞭然ですね(笑)。
株価100円以下の企業は、配当も殆ど無く(100円以下なのに)割安感が有りません。
単純に安いから買うのは
危ないという事だよ(`・ω・´)b
【上場廃止になりにくい企業の探し方】
上場廃止になりにくい企業は
どうすれば解るんですか?
改めて、上場廃止基準です。
- 上場維持基準を満たせなくなる場合
- 様々な違反などがあった場合
- 事業を継続できない場合
このうち、2つ目の「違反など」は予測不能ですが、
残りの2つは数値からある程度予測可能な事です。
危ないと感じたら、
避けるのが無難だよ。
皆さん自身で、具体的に模索してみましょう٩( ”ω” )و
【まとめ】
如何でしたでしょうか。
本ブログでは、危ない企業への全力投資はオススメしません。
宝くじ程度ならOKだよ!
結局、生き残り続ける投資家の殆どは、王道スタイルなんですね。
何故かについては、ゆっくり学んでいきましょう٩( ”ω” )و
持続可能な幸せを共に追求していきましょう!