おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋
今日はコレ、国民健康保険料減額のための「簡易申告」してますか?…という話題です。
それは何ですか?💦
皆さんの世帯には、1人でも下記の国民健康保険加入者は居られますか?
- 所得の無い方(子供・無職・年金生活者など)
- 低所得者(個人事業主・自由業など)
そして…もしかして、こんな勘違いされていませんか?
「収入が無い=確定申告不要」
実は、税金(所得税・住民税)を納めていない方でも
提出すべき書類提出が有り、本記事で共有したいと思います。
では、毎度シンプルに学んでいきましょう٩( ”ω” )و
【本記事で得られる学び】
- 「低所得者」「無収入者」における国民健康保険料の減額措置
【結論】
回答:国民健康保険料減免のためには、「簡易申告」が必要。
所得が無いため確定申告をしないのは、納税の観点では問題ありません。
ただ、国民健康保険料の観点では宜しくないんですね。
例え低所得者・無収入者でも、
国民健康保険料の減免ために、各自「簡易申告」を行う必要があります。
所得税(国税)と住民税(地方税)
そもそも税金には下記の2種類があり、
それぞれが別々に計算されています。
- 所得税(国税)
国で計算 - 住民税(地方税)
地方(市町村)で計算
毎年2/16~3/15までに行う確定申告は、
「所得税(国税)」の方だよ(`・ω・´)b
あれ…住民税(地方税)の計算は、
申告してないのに何故できるんですか?
市町村が住民税などを計算できる理由
国にしか確定申告をしていないのに、市町村が住民税などを計算出来るのは、
下記の流れによるものです。
- 確定申告する[3/15まで]
⇒所得税(国税)を計算 - 所得のデータが国から市町村に通知される
⇒住民税(地方税)を計算[6月頃に個人に通知]
⇒国民健康保険料を計算[6月頃に個人に通知]
確定申告をすれば、
自動的に国民健康保険料が計算されるんですね!
逆を言えば、
市町村が個人の所得を把握できないと、
住民税や国民健康保険料が計算出来ないんだ(`・ω・´)b
確定申告をしなくても市町村が把握出来る所得
尚、確定申告をしなくても市町村が把握出来る所得の情報は、下記などです。
- 会社による源泉徴収
- 公的な収入(年金など)
これら以外の所得や所得控除などは、
確定申告をしないと市町村は把握できないんだ。
例えば、無収入・(税金が発生しない)低所得者が確定申告をしなかった場合、
下記の流れになります。
- 確定申告しない ※税金の観点では問題無し
⇒所得税は非課税 - 所得のデータが市町村に通知されない ※税金の観点では問題無し
⇒住民税は非課税(計算するための所得のデータが不明のため)
⇒国民健康保険料の計算のための所得のデータが不明
確定申告をしないと、
所得が不明であり、
所得ゼロである事を証明できないんだ。
簡易申告とは
「確定申告」は、国に対する確定申告であるのに対し、
「簡易申告」とは、市町村のみに対する確定申告です。
〈関連リンク:簡易申告とは何か|長野県後期高齢者医療広域連合〉
確定申告を行わない場合でも、「簡易申告」を行う事により、
無収入等の人の”所得が無い事を市町村に把握して貰える”訳です。
明確な期限は無く、
確定申告期間くらいに
市役所等で手続き出来るよ(`・ω・´)b
【低所得を証明できないと、国民健康保険料の均等割に影響する】
前置きが長くなりましたが、
市町村に対して低所得である事を証明出来ないと、
国民健康保険料の均等割に影響してしまいます。
具体例を2つ見てみよう٩( ”ω” )و
無収入・低所得者が確定申告しない場合
無収入・(税金が発生しない程度の)低所得者が確定申告をしなかった場合、
市町村では、下記の判断を下します。
- 住民税
所得のデータが存在しない⇒住民税が非課税 - 国民健康保険料
所得割:所得のデータが存在しない⇒所得割はゼロ
均等割:所得のデータが存在しない⇒均等割は100%かかる
無収入・低所得者が確定申告(又は簡易申告)した場合
無収入・(税金が発生しない程度の)低所得者が確定申告をした場合、
若しくは確定申告をせずに簡易申告のみした場合、
市町村では、下記の判断を下します。
- 住民税
所得のデータ(ゼロ)により計算⇒住民税が非課税 - 国民健康保険料
所得割:所得のデータ(ゼロ)により計算⇒所得割はゼロ
均等割:所得のデータ(ゼロ)により計算⇒均等割が減免される(7割・5割・2割)
尚、国民健康保険料の均等割の減免措置については、下記リンクを参考にしてみて下さい。
〈関連リンク:国民健康保険料(介護保険料)の減免〉
【まとめ】
如何でしたでしょうか。
(納税の観点では)確定申告が不要とされる税金が非課税の方でも、
「簡易申告」を行う事で、国民健康保険料(均等割)の減免を受けられる事が解りました。
市町村によるけど、
5~6万円が2万円位になるから、
結構大きいよ(`・ω・´)b
持続可能な幸せを共に追求していきましょう!