おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋
今日はコレ、家族の扶養によるメリット・デメリットなどについてです。
情報は既に沢山あるんだけど、
シンプルに纏めてみたよ٩( ”ω” )و
突然ですが皆さん、ご家族を扶養しておられますか?
扶養する事で、メリットもデメリットもあったりするので、
上手に使いたい所ですよね٩( ”ω” )و
既に世の中に沢山情報はあるのですが、
本記事ではなるべく解り易く記載していきたいと思います。
では早速ですが、毎度シンプルに学んでいきましょう٩( ”ω” )و
宜しくお願い致します!
【扶養とは?】
そもそも、”扶養”と言うと、下記の3種類の意味があります。
- 実際に養っていること
- 社会保険上の扶養
- 税金上の扶養
ホント分かりにくいよね?(笑)
本記事では、朱記部の「社会保険上の扶養」と「税金上の扶養」について、解説していきます。
【扶養は、民法上の親族のみに適用】
まず、扶養は、民法上の親族のみに対して適用されます。
〈関連リンク:扶養義務とは?民法上の規定などを簡単に解説〉
【扶養とは、生計一であること】
扶養の大前提の条件は、生計一(家計が同じであること)です。
そのため、下記の様な場合は問題無く扶養にできます。
- 扶養者と被扶養者が、別居している
- 扶養者と被扶養者が、世帯分離で同居している
同居・別居について
尚、同居・別居の定義に関して、微妙な下記の場合について触れておきます。
- 入院などで別居している場合:同居扱い
- 施設に入居している場合:別居扱い
別居(扱い)の場合は、
本当に生計一なのかを確認された時のために、
生活費を送金して記録を残した方が良いよ(`・ω・´)b
【扶養の条件】
では、「民法上の親族」「生計一」以外で、
被扶養者となるための必須条件を、下表に示します。
※単年度でもこれらの条件から外れた場合は、国保への切替が必要となります。
社会保険上の扶養 | 税金上の扶養 | |
---|---|---|
一般 | ・75歳未満※1 ・60歳未満の場合 収入が130万円未満※2 ・60歳以上の場合 収入が180万円未満※2 ・同居の場合 収入が扶養者の半分未満※2 ・別居の場合 収入が扶養者からの仕送り額未満※2 | ・16歳以上(12/31時点) ・合計所得が48万円以下※3 ・青色申告者の事業専従者として 一度も給与を受けていない または 白色申告者の事業専従者でない ・誰かを扶養していない |
障害年金受給者など | ・75歳未満※1 ・収入が180万円未満※2 | ・16歳以上(12/31時点) ・合計所得が48万円以下※3 ・青色申告者の事業専従者として 一度も給与を受けていない または 白色申告者の事業専従者でない ・誰かを扶養していない |
※1:75歳以上は後期高齢者医療制度に加入となるため
※2:税法上は非課税の収入(失業手当や障害年金など)も含む
※3:合計所得(金額)とは:〈関連リンク:合計所得金額・総所得金額・総所得金額等の違い〉
尚、税金上の扶養は(収入ではなく)合計所得の要件であり、
下記の「給与所得控除」や「公的年金控除」などを収入から控除して計算する必要が有ります。
〈関連リンク(給与所得控除):No.1410 給与所得控除|国税庁〉
〈関連リンク(公的年金控除):No.1600 公的年金等の課税関係|国税庁〉
【扶養のメリット・デメリット】
扶養のメリットとデメリットを、シンプルに下表に示します。
~メリット~
社会保険上の扶養 | 税金上の扶養 | |
---|---|---|
扶養者 | 特になし | 所得税・住民税が安くなる |
被扶養者 | ・保険料0円で国民年金を満額受給できる ・保険料0円で健康保険に加入できる | 特になし |
~デメリット~
社会保険上の扶養 | 税金上の扶養 | |
---|---|---|
扶養者 | 別居の場合、経済的負担が重くなる※1 | 特になし |
被扶養者 | 高額療養費制度の自己負担上限額や 介護費用などが上がる場合がある ※社保の場合 〈関連リンク:高額療養費制度| 全国健康保険協会〉 | 高額療養費制度の自己負担上限額や 介護費用などが上がる場合がある ※国保の場合 〈関連リンク:高額療養費制度| 全国健康保険協会〉 |
※1:”収入が扶養者からの仕送り額未満”の条件を満たす必要があるため
【まとめ】
如何でしたでしょうか。
税金上・社会保険上、それぞれ別々に検討し、
扶養に入る事ができる条件に該当するかを確認し、
デメリットよりもメリットが上回れば、扶養に入る様にしましょう٩( ”ω” )و
少し面倒だけど、一度解れば、
毎年数万円以上お得になるよ٩( ”ω” )و
持続可能な幸せを共に追求していきましょう!