国民年金と厚生年金、どっちがお得?

FIRE学習会
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おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋

今日はコレ、国民年金と厚生年金…どっちがお得かという話題です。

なんか気になります!

 

国民年金の納付免除のどちらが良いかの比較については、

過去に検証しましたので、下記リンクを参考にしてみてください。

t_t
t_t

t_t個人的には、

免除の方がお得という結論だよ(`・ω・´)b

〈関連リンク〉

【FIRE達成者&低所得者必見】未納とは別物!国民年金保険料の免除とは
低所得者などに必見! 未納にはならない国民年金保険料の免除について、述べてみた。

 

一方、今回は、国民年金厚生年金との比較検証です。

 

では早速ですが、国民年金と厚生年金について、

毎度シンプルに比較していきましょう٩( ”ω” )و

 

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【本記事で得られる学び】

  • 国民年金と厚生年金の違い(比較)

 

【結論】

回答:国民年金の方が良い

厚生年金よりも、国民年金の方が有利な年金制度です。

では早速、違いなどを比較してみましょう٩( ”ω” )و

 

加入義務のある対象者(2022年時点)

加入の義務がある方は、それぞれ下記の通りです。

  • 国民年金
    ・20歳以上60歳未満の日本の居住者
  • 厚生年金〈関連リンク:適用事業所と被保険者|日本年金機構
    ・対象者:下記①②どちらかの、70歳未満の給与を貰う労働者(国籍・年金受給は不問)

       ①:週の所定労働時間および月の所定労働日数の4分の3以上
       ②:週の所定労働時間または月の所定労働日数の4分の3未満 且つ 下記全てに該当
         ・週の所定労働時間が20時間以上あること
         ・賃金の月額が8.8万円以上であること
         ・学生でないこと
    ・対象企業:厚生年金保険の適用事業所(強制適用事業所 又は 任意適用事業所)

厚生年金は

何だか複雑ですね…。

t_t
t_t

外国人労働者や年金受給者でも

加入の義務が有るんだね😨。

 

尚、今後は、厚生年金の対象者・対象企業共に

増やしていく制度改正が予想されています。

 

納付義務のある対象者(2022年時点)

納付の義務がある方は、それぞれ下記の通りです。

  • 国民年金:下記の納付免除者を除く加入者全員〈関連リンク:免除可能となる対象者
         ・出産中の女性
         ・失業中の方(退職の翌々年6月まで)
         ・新型コロナウイルス感染症の影響による収入減の方
         ・低所得世帯の方
  • 厚生年金:加入者全員

 

年金保険料(2022年時点)

年金保険料は、それぞれ下記の通りです。

  • 国民年金保険料:16590円/月
  • 厚生年金保険料:標準報酬月額および標準賞与額の18.3%(会社と折半)
    〈関連リンク:標準報酬月額等級.pdf

 

年金受給額(2022年時点)

年金受給額は、それぞれ概ね下記の通りです。

  • 国民年金受給額:777800円/年
  • 厚生年金保険料:
    ・平均標準報酬月額×加入月数×0.007125 (2003年3月まで)
    ・平均標準報酬月額×加入月数×0.005481 (2003年4月以降)

 

【国民年金と厚生年金の比較例】

では、仮の数値を用いて、保険料(掛金)と受給額を比較してみましょう。

 

~仮定条件~

  • 2022年度時点の数値を用いる
  • 現在20歳で60歳まで40年間働くものとする
  • 80歳で死亡するものとする
  • 40年間の平均標準報酬月額を41万円(年収492万円)とする

 

保険料の総額

60歳までの40年間で納める保険料は、それぞれ下記の通りです。

  • 国民年金保険料:7963200円 (16590×12×40)
  • 厚生年金保険料:18007200円 (410000×0.183÷2×12×40)

 

受給額の総額

65歳から80歳までの受給額は、それぞれ下記の通りです。

  • 国民年金受給額:11667000円 (777800×15)
  • 厚生年金受給額:16179912円 (410000×480×0.005481×15)

 

保険料総額と受給額総額の比較

上記について、下表に纏めました。

国民年金厚生年金
保険料総額7,963,200円18,007,200円
受給額総額11,667,000円16,179,912円
保険料総額と受給額総額の比較(本例の場合)

如何でしょうか?

厚生年金は、元が取れていませんね。

実際に比較すると、

こんなに違うんですね…😨。

 

つまり、結論は…

厚生年金より国民年金の方がお得

 

【厚生年金はどんどん不利に】

さて、下記を再確認しましょう。

  • 国民年金:日本人全員が加入
  • 厚生年金:定職者(第2号被保険者)だけが加入

 

つまり、より国家的に重要なのは、国民年金の方なんですね。

t_t
t_t

国民年金保険料を大幅に上げてしまうと、

生活困窮者が苦しくなるからだね。

 

今、少子高齢化により、昭和の時代より年金が厳しくなっていますよね。

さて、そんな時、どちらの年金保険料を政府は上げるでしょうか?

厚生年金の方ですか?

当然、貧しい人よりも稼いでいる人から徴収しようとするため、

国民年金保険料よりも厚生年金保険料を上げるんですね。

t_t
t_t

厚生年金は、これから更に厳しくなるだろうね。

第2号被保険者は、義務だから回避出来ないけどね(笑)。

 

又、現在は扶養内で働く方が、

今後は扶養に入れずに厚生年金への加入義務が発生する様な

制度改正も議論もされています。

〈関連リンク:配偶者控除・扶養制度の見直し(2024年予定)

 

 

【まとめ】

如何でしたでしょうか。

本記事では、国民年金は厚生年金より断然お得という事を学びました。

想像以上の差でした…💦

 

(条件に該当すれば、義務のため回避不可ですが…)

あくまで公的年金のみの観点で考えれば

上からt_tのおすすめ順に、下記の通りです。

  1. [ベスト] 国民年金加入&全額免除 + 厚生年金非加入
    対象者:FIRE達成者・フリーターなど
  2. [ベター] 国民年金加入&全額納付 + 厚生年金非加入
    対象者:自営業者・フリーランスなど
  3. [ベター] 国民年金加入&全額納付 + 厚生年金加入
    対象者:公務員・会社員など
  4. [絶対回避] 国民年金加入&未納
    対象者:フリーターなど

 

勿論、トータルで考えればガンガン稼いだ方が良いので(笑)、

年金の事は二の次で、先ずは稼ぐ事を考えていきたいですね٩( ”ω” )و

 

持続可能な幸せを共に追求していきましょう!

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