令和の日本に、投資が必須である理由③

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おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋

今日は、「令和の日本に、投資が必須である理由(その3)」です。

前回までで、年金が厳しくなっている事を学びました。

他にも知っておく事はありますか?

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続いて、給与と物価の歴史もみてみよう!

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【給与と物価】

次に、貯蓄と物価の歴史について見ていきましょう。

改めて、平均給与所得ですが、1990年以降はほぼ横ばいでしたね。

〈関連リンク〉

令和の日本に、投資が必須である理由②
令和の日本に、投資が必須である理由を語りつくす。(その2)

では、物価の歴史も見てみましょう。

参照元:総務省統計局ホームページ
統計局ホームページ/統計Today No.11 (stat.go.jp)

意外です…。
給料も30年上がってないけど、物価もほぼ上がってなかったんですね。

そうだね!

年金等の社会保険料が増えただけで、物価と給料の関係は適正な推移だったんだね。

近々では、外部環境によりスタグフレーション(給料が上がらず物価だけ上がる現象)の危険性も出てきていますが😨、ここでは一旦置いておきましょう。

【貯蓄する様になった日本人】

さて…日本人が貯蓄する様になったのにはちゃんと理由があります。

バブル崩壊ですね。気になった方は、バブル崩壊後の日経平均株価の推移を調べてみて下さい。(土地もですが)株式の資産は、1990年の最高値から裕に半分以下になり、その後20年戻る気配無し。

では、定額貯金金利の方はというと…バブル崩壊までは、10年定期で約2倍になったんですね。信じられますか(笑)?勿論ご存知の通り、預金金利もバブル崩壊以降は急激に0.1%以下レベルに下がりました。

しかし何せ、同時期に土地や株式等では元本自体の価値が急速に下がっていったという経験をしていた為、元本が減る事の無い預金こそが安全資産であるという所に国民は行きつきました。

経緯があって、日本人は貯蓄を行う様になっていったんですね。

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そう。バブル崩壊後は確かに、預貯金が最善策だったんだ。

危険な投資法だったにも関わらず本人達はバブル崩壊までそれに気づいておらず、バブル崩壊で多額の損失を出して初めて、自分は危ない事をしていたと気づいたんですね。
その結果、人々の認知は「投資法が危険だった」ではなく「株式投資そのものが危険だった」にすり替わって脳裏に焼き付いていったんですね😨。

その後も日本人はバブルの反動で、安心安全・元本保証というものを過剰に好む様になり、預金をする様になっていった一方で預金金利はほぼゼロになったため、それ以上家計の資産は増えなくなりました。

人は、一度築いたものを減らしたり失う事を極端に嫌うものです。そのため、給料が増えない・支出や年金保険料等が上がっていく中でも、躍起になって全く増えない預貯金を減らないように減らない様に、貯めて維持する様になったと考えています。デフレの大きな要因となったのは言うまでもないですね。

家計金融資産の推移で、歴然とそれが示されています。色々と解り易い下記リンクを参照してみて下さい。
日本の家計資産残高は増加、1946兆円に…日米家計資産推移(最新) – ガベージニュース (garbagenews.net)

昔も今も預貯金比率はそれほど変わらず預貯金をする人が多いんですね。

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でも、バブルを知らない若い世代で投資を始める人が少しずつ増えているんだ。

ちなみに、どちらが良いかは別として、成長を続ける米国では家計の預貯金比率は10%程度です。それに引き換え日本は預貯金と保険などで9割近くを占めており、デフレになるのも致し方無しという事になります。

少しずつ投資する若年層も出てきていますが、若いうちはお金が無いため、上記比率が変わるには世代が変わる位の長い時間がかかるかもしれませんね。

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国も、国民のお金の知識の重要性を認識し始めていて、

2022年度からは、高校での金融教育が義務化されるんだ。

この比率を変えて自由度を少しでも上げていくのが私の役目って事になりますね٩( ”ω” )و

〈関連リンク〉

令和の日本に、投資が必須である理由④
令和の日本に、投資が必須である理由を語りつくす。(その4)
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