令和の日本に、投資が必須である理由②

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おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋

今日は、「令和の日本に、投資が必須である理由(その2)」です。

前回で、国民年金が30年前より厳しくなっている事を学びました。

t_t
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復習エライね。じゃあ、厚生年金も見てみよう!

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【厚生年金保険料と受給額】

会社員の方は、厚生年金も有りますよね。同様に歴史を見てみましょう。

厚生年金は、給料の大小で決まる年金になっています。給料が多い人ほど多く納めて、多く貰うという事ですね。ただ、係数を作りそれを変えてきた事で、歴史上 差が出ています。

厚生年金保険料の推移を見てみましょう。

参照元:ニッセイ基礎研究所
年金改革ウォッチ 2017年10月号~ポイント解説:厚生年金保険料率の引上げが終了 |ニッセイ基礎研究所 (nli-research.co.jp)

現在は給料の18.3%で固定ですが、2017年までは段階的に引き上げられてきたんですね。

厚生年金だけで給料の2割近くを無条件で引かれる事に、慣れてしまってませんか?(笑)

次に、平均給与所得の推移も見てみましょう。

参照元:厚生労働省ホームページ
図表1-8-2 平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)|令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

バブル崩壊(1990年)までは給料は上がり続けてきましたが、それ以降、ほぼ変わらないどころか寧ろ最近は少し下がっていますね。

さて、上記2つのグラフを見てどう感じますか?

……あ!1990年以降は給料が増えてないのに保険料率が上がっています!

t_t
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その通り、鋭いね!

国が、少子高齢化も踏まえて保険料率をあげてくれたんだね。

しかしその結果、給料は上がっていないため当然働いている最中の家計は厳しくなり、まるで老後のために定年まで働くかの様になりました😨。

 

今度は、厚生年金平均受給の推移も見てみましょう。

参照元:HAPPY OLD AGE(幸せな老後)
年齢別の公的年金の受給額は?高齢者は年金をもらっている?【令和元年】 – Happy old age(幸せな老後)

あれ?段々保険料率を上げたんだから、若い受給者の方が沢山納めたはずですよね!?

それなのに、若い受給者の方が受給額が少ないのは何故ですか?

t_t
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鋭いね!正常な感覚だよ!

実は、これも係数の罠が…。厚生年金受給計算式です。

  • A:平均標準報酬額×0.005481×2003年4月以降の加入月数
  • B:平均標準報酬月額×0.007125×2003年3月までの加入月数
  • A+B=老齢厚生年金の受給額(報酬比例部分)

2003年以前も働いていた人は、それ以降に働いた場合と比べ、3割程多く貰える計算式になっているのが、先程のグラフの主な要因です。
今40歳以下の方は ほぼ全員、(Bに比べると損である)Aの計算式しか使われないという事です。

少なくとも、今40歳位の方が65歳になるまでは、平均受給額の推移も若干下がり続ける可能性が有りそうですね😨。

〈関連リンク〉

令和の日本に、投資が必須である理由③
令和の日本に、投資が必須である理由を語りつくす。(その3)
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