おはよーさんです! t_tです ٩( ”ω” )و
今日も1日、お疲れもん🍋
今日はコレ、100%分別管理された状態で貸株サービスを活用すべく、
各証券会社に問い合わせて比較してみた…という話題です。
各証券会社の調査が
非常に面倒だったよ…(笑)。
さて、皆さんは、証券会社の「貸株」を活用して金利を貰った事はありますか?
お金と同様に、株式を貸し出す事で
金利を得る事ができるんだ٩( ”ω” )و
本ブログでは、過去に貸株について取り上げましたので、
下記リンクを参考にしてみて下さい。
〈関連リンク〉
ところが!
証券会社によって、貸株サービスが有ったり無かったり、
貸株サービスが有っても(資産が保護されない)分別管理の対象外だったりと、
証券会社によってそのサービス内容が異なっているんですね💦。
証券会社ごとに違うって、
何だか謎のサービスだよね(笑)。
本ブログでも、以前、楽天証券とSBI証券の貸株サービスについて比較しました。
〈関連リンク〉
そこで本記事では、
t_t自身が各証券会社の貸株サービスを徹底調査し、比較してみました。
では早速ですが、毎度シンプルに学んでいきましょう٩( ”ω” )و
【本記事の対象者】
- 分別管理された状態で貸株サービスを活用したい方
- 貸株サービスを活用したいが、どの証券会社を使えば良いのか分からない方
【前提(証券会社による理由)】
貸株サービスは、日本国内に法律などの統一ルールがある訳ではなく、
投資家と個別の証券会社との契約であるため、
証券会社ごとに貸株のルールや金利などが全くバラバラなんですね💦。
そういう事なんですね…。
【結論】
回答:100%分別管理された状態で貸株サービスを活用したい
タイトルで言っちゃってますが(笑)、
貸株サービスは、分別管理されたものを活用したいところです。
理由は、例え少々の金利を貰えたとしても、
万が一証券会社の破綻時に元本が返還されない様では怖すぎるためです😨。
分別管理されずに貸株を行うという事は、
「元本を失って良いから預金したい」と言ってるのと同じ事だよ💦。
【超重要】貸株の落とし穴「分別管理の対象外」を回避しよう
上記を踏まえ、貸株は、リスクゼロなものとハイリスクなものがあります。
それは下記の通りで、貸株には2種類のサービスが存在するんですね。
- 分別管理の対象とならない貸株
⇒ ハイリスク&ローリターン - 分別管理の対象となる貸株
⇒ ゼロリスク&超ローリターン
コレ、超重要!
「分別管理の対象とならない貸株」を活用してしまった場合、
万が一 証券会社が破綻などすると、貸株に出した株式は基本的に全額返還されません。
皆さんは、そんな大きなリスクを負ってまで金利を得たいと思いますか?
嫌です!!!
ある日突然証券会社が倒産したら、
皆さんの資産が無くなるって事だね😨。
つまり、貸株サービスを活用するのであれば、基本的に下記を厳守すべきです。
「分別管理の対象となる貸株」を必ず選択すべき
じゃないと、
安心して貸株なんて出来ないよね💦。
ところが!
証券会社の貸株サービスは、分別管理ではない場合が多かったんですね💦。
各証券会社の貸株サービス内容を比較してみた
そこで、各証券会社に「分別管理の対象となる貸株」サービスが存在するのか…。
貸株サービスを行う各証券会社を比較し、下表に纏めてみました。(2023年7月時点)
貸株サービスを活用するなら、
この表を参考にしてから
証券会社を選択してね(`・ω・´)b
証券会社 | 分別管理の対象となる 貸株サービスの有無 (貸株サービス名称) | 金利の 下限値 | 証券会社破綻時の 返還内容 | 記載ページ |
---|---|---|---|---|
SBI証券 | 有 (サービス名称:担保貸株) ※但し、貸出される事はほぼ皆無 | 0% | 貸出中の株式 ⇒80%(代用掛目)以下を返還 非貸出中の株式 ⇒100%を返還 | 担保貸株 |
楽天証券 | 有 (サービス名称:信用貸株) | 0.05% | 80%以下(代用掛目)を返還 | 信用貸株 |
auカブコム証券 | 有 (サービス名称:代用貸株) | 0.02% | 100%を返還 | 代用貸株 |
マネックス証券 | 無 | - | 返還されない | 貸株(マネックス) |
松井証券 | 無 | - | 返還されない | 貸株(松井証券) |
GMOクリック証券 | 無 | - | 返還されない | 貸株(GMO) |
なんと、上記6社中3社は「分別管理の対象とならない貸株」しか存在しませんでした😨。
証券会社側にしかメリットが無いじゃん…💦。
残るは、SBI証券・楽天証券・auカブコム証券の3社ですね。
「SBI証券」「楽天証券」については、
証券会社破綻時に、代用掛目(最大80%以下)までが変換されます。
…って、100%じゃないんですね😨。
「代用掛目」とは、例えば楽天証券だと、ログイン後に下図にて閲覧可能です。
すると、保有銘柄ごとの代用掛目が閲覧可能となります。
下図の様に、なんと銘柄によっては代用掛目が0%のものもあり、要注意です😨。
0%という事は、万が一の時に1円も変換されないという事です。
※ちなみに、0%でも証券会社は投資家に警告してくれません💦。
何れにしても、「SBI証券」や「楽天証券」では最大80%までしか返還されません。
残る最後の1社は、「auカブコム証券」ですね。
唯一、auカブコム証券の「代用貸株」では、
100%分別管理で貸株金利を受取る事ができます。 ※問合せ確認済
貸付中の代用有価証券でも当社の資産とは区分して分別管理をし、
参照元:代用貸株|信用取引(制度・一般)|auカブコム証券 (kabu.com)
万一証券会社が破綻しても当該株式等の時価相当額を返還します。
金利は最低0.02%と比較的低いですが、何より100%分別管理に勝るものはありません。
という事で、本記事の100%分別管理での貸株を解決できる
唯一おすすめできる証券会社は、auカブコム証券という結論です。
【auカブコム証券の移管手数料には注意】
そこで1点だけ注意したいのが、株式移管の手数料です。
auカブコム証券の株式移管手数料は、下記の通りです。
- 入庫(他社からの移管)は無料
- 出庫(他社への移管)は有料 ※1銘柄あたり1100円
〈関連リンク:現物株式を振替(移管)するには手数料がかかりますか?〉
ですので、貸株のためにauカブコム証券に移管する手数料は無料ですが、
貸株をやめて別の証券会社に移管しようとすると、
お高い手数料がかかるので気をつけましょう。
一度auカブコム証券に移管したら、
もう移管しない様にだけ、注意しよう!
【(追伸)問合せにおけるt_tの所感】
今回、各証券会社に問合せたのですが、
(実際に破綻した事が無いためか)担当者が詳しく知らない場合があり、
間違った回答をする方も居られ、同じ事を何度か確認する事もありました…。
分別管理などの超重要事項は、サポート担当者が間違う可能性も考慮して、
電話よりも、書面等で記載された該当ページを問合せた方が良いかも💦。
【まとめ】
如何でしたでしょうか。
本記事では、分別管理された状態で貸株サービスを活用できる証券会社について、
シンプルに学んでみました。
本ブログの読者の方は、
貸株によって全資産を失ったりしない様にね!٩( ”ω” )و
預貯金で最大0.2%の金利を貰える時代に、
分別管理されない貸株サービスに手を出して金利0.1%を貰う…なんて事をしてはいけません。
金利0.1%なら、1000年貰ってやっと100%。
その証券会社が、果たして1000年も倒産しないと言える?
貸株は良く考えてからしようね。
「わざわざ株を買って貸株で0.02%の金利を貰うより、預金で0.2%の金利が欲しい」
…という、ごもっともな意見をお持ちの方は、
下記リンクを参考にしてみて下さいね٩( ”ω” )و
〈関連リンク〉
持続可能な幸せを共に追求していきましょう!